あなたは「よそ行きの服」「物語」「水晶」の三つを織り交ぜたCLOCK ZEROの作品を創作してください。

#CP_Chara_sousaku

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お気に入りの服を着てうきうきとした気持ちで家から出ると、門の前に佇んでいた理一郎が小さく笑った。

「なによ、理一郎」

「それ、お前のお気に入りのよそ行きの服だろ。気合い入れすぎなんじゃないのか、と思ってな」

服の種類をしっかり把握されていて少し悔しいが、気合いをいれておめかししたのは事実だ。それに比べて理一郎は普段の私服と変わりない。

「そういう理一郎は気合いが入ってなさすぎなんじゃないの?」

「あのメンバーでいまさら着飾ってどうするんだよ」

「まあ、それもそうね……」

思わず苦笑すると、理一郎はでも、と言ってそっぽをむいた。

「……いいんじゃないか、可愛くて」

「あら、ありがとう」

最近ちょっと素直になった理一郎が可愛くて笑いをかみ殺しながらお礼を言うと、理一郎はさっさと歩き出してしまう。

「早く来ないと置いてくぞ」

「もう、待ってよ」

街の中心部にあるとある和風レストラン。その奥の個室の座敷で待っていたのは、央と円だった。

「あ、撫子ちゃん!りったんも」

「まだお前たちしかいないのか?」